今回のテーマは「季節の衣替えで夏じたくと断捨離」です。
夏の足音が近づき、半袖を手に取る季節になりました。
衣替えのこの時期は、タンスの中を見直す絶好のチャンスです。「去年も着なかったな」「今の自分にはもう会わないかも」ーそんなふうに感じたら、思い切って手放してみるのもひとつの選択。暮らしの風通しがぐんと良くなります。
こうした身の回りの見直しは、実は「断捨離」と呼ばれる終活の第一歩でもあります。断捨離と聞くと、大掛かりな片付けを想像するかもしれませんが、小さなところからでも大丈夫。たとえば今日出した服を手に取り、「これからも着たい」と思えるかどうかで確かめてみる。それだけでも十分です。
不要なものを減らすことで、無駄な買い物が減り、探し物にかける時間も減少し、気持ちにゆとりが生まれます。また、物が少なくなることで、残された家族の負担も軽くなるというメリットも。今の自分に本当に必要なものを選び取ることが、これからの人生を心地よく生きるヒントになります。
長年の思い出の品に触れることで、これまでの人生をふり返る機会にもなります。
この夏は、衣替えに合わせて、暮らしと心の整理も少しだけ意識してみませんか?