朝晩の空気に秋の気配を感じるようになりましたね。
今日は、「多くの方が気づかない終活の落とし穴」についてお話しします。
私たちは日々、さまざまなご相談をお受けしていますが、
その中で感じるのは「元気なうちに少しでも準備をしておくことの大切さ」です。
たとえば、あるご家族のことです。
お母さまが急に体調を崩され、ご逝去後に相続の手続きやお墓の承継で大変な思いをされたそうです。
「どこに何の書類があるのか」「お墓の名義はどうすればいいのか」──
そのたびに家族で探し回り、手続きを調べ、心身ともに疲れ果ててしまったとお話しくださいました。
もしお母さまが少しでも元気なうちに、
「財産の整理」や「お墓の名義」「自分の希望」などをまとめておかれていたら、
残された方々の負担はずいぶん軽くなっていたはずです。
また、別の方は、「自分の荷物を片づけておけば子どもに迷惑をかけないと思って」と、
生前整理を始められました。
写真や手紙を整理しながら、「これをきっかけに、家族と昔話ができてうれしかった」と笑顔で話されていたのが印象的でした。
このように、**終活は“終わりの準備”というより、“家族への思いやり”**だと、私は感じます。
ほんの少しの準備でも、未来の安心につながります。
新宮霊園でも、永代供養やお墓の承継、遺言や相続のご相談などを通して、
ご本人とご家族が安心して過ごせるお手伝いをさせていただいております。
「まだ早いかな」と思われる方こそ、
今日の小さな気づきが、きっと未来の大きな安心につながります。
どうぞお気軽にご相談くださいね。





