今回のテーマは「時の記念日に考える大切な時間の使い方」です。
6月10日は「時の記念日」。この日は、今からおよそ1350年前、天智天皇が「漏刻(ろうこく)」という水時計を使い、人々に時刻を知らせたことにちなんでいます。これが日本で初めて時を知らせた記録とされ、1920年に「時間を大切にする日」として制定されました。
毎日、当たり前のように時間を使って生活していますが、ふと立ち止まってその大切さを見直すことも必要かもしれません。限りある時間をより豊かに過ごすためにはどうすればよいでしょうか。
① 「今、この瞬間」に意識を向ける
過去や未来のことに気を取られがちですが、「今」を大切に生きることが充実した毎日につながります。ご自身の体調や心の声に耳を傾け、目の前の時間に丁寧に向き合いましょう。
② 生活にゆとりを持つ時間を作る
忙しい日常の中でも、ゆっくりと過ごす時間を意識して取り入れてみてください。好きな本を読んだり、大切な人と語らったり、ほっとできる時間が、心の余裕をつくってくれます。
③ 終活を見据えた「時間の整理」
これからの時間をどう使うかを考えることも大切です。自分にとって本当に必要なことを見つめ直すことで、心穏やかな日々を過ごす準備ができます。
時の記念日は、ただの歴史的な出来事を振り返る日ではなく、「時間の使い方」を見直すきっかけの日です。自分のペースで、無理せず、充実した時間を過ごしていくために、この日を一つのスタートとして、日々の時間を大切にしてみませんか?